道志村トレイルレースに参加しました。

完走率66%、国内屈指の厳しいレース。ランで初DNFの予感を抱きつつ、前乗りで道志村へ。

前日は○杉荘に宿泊。1泊5000円台の低価格なのだが、テレビなし、風呂のシャワーは水しか出ないし、天井は穴空いてるし、色々な意味で、アウェイの洗礼を浴びる。でも夕飯は美味しく頂き、朝はオニギリを持たせてくれて、大変お世話になりました。

夜は11時くらいに、就寝。緊張感からか、なかなか寝付けず、朝は5時くらいに目が覚める。前日にコンビニで買ったソーセージパンを食べて、荷物を車に積むも、寒さでフロントガラスに霜が。

6時過ぎに宿を出て、会場入り。宿で頂いた、オニギリ2つ摂取。アミノバイタルゼリーを食べてトイレに並んだら、もうスタート時間。

7時スタート。
道志中学校を出たら、すぐに急坂。20 分くらい登ったら、登山口。渋滞…15分は待たされる。関門の時間が頭をよぎる。しばらく完全に止まりはしないものの、ブドウ頭1224mまでは、ゆるゆると人が連なる。
次のピークの菜畑山1283mに向かう途中の劇下りで、肩を脱臼している人が…
スタッフの方がいたので、お任せして、菜畑山へ。菜畑山山頂のこの時点で1:36:32。まだ、5.5kmなのに…
アップダウンをしながらの登り基調で水喰の頭1344m、前半のピーク、今倉山1470mで9.5km。一瞬で通り過ぎちゃいますが、この辺りは富士山が超絶景!霊峰からチカラを貰う。2:20:11。
ちょっと関門が心配になって来る。ここから道坂峠1110まで、950m間を350m降りる激下り、関門がヤバいので足を温存したい所だが、結構な勢いで降りて、2:31:43。給水ポイントで紙コップ1杯のお水を頂きます。
次は御正体山1682m15.5km地点。3:46:05で通過。
ここから、山伏峠1145mの20.5kまで激下りを含めて、5kmほど。
ここまで、4:38:52。これで、まだ半分…(´Д` )
もうお腹いっぱいです。レース1本分は走りました。
ハイドレーションパックに水500mlを補給して、塩バナナを2切れ頬張って、気持ちが切れないウチに出発!(`_´)ゞ4:41:12
尾根道を登り基調で細かいアップダウンしながら5キロ。菰釣山(こもつるしやま)1379mのピーク到着で、5:58:00。

ここから、第2関門までは、下りが続く。トレイルは急坂、なだらかな部分に出たかと思えば、渓流沿いで景色は最高だが、岩だらけのガレ場を延々と足首を虐めながら走る。細かいジャリがシューズの中に入って来て、足の指も痛い。
やっと、ガレ場が終わり、林道に出ても岩場が多く、走りづらい。しばらくすると、道の駅「道志」の看板が。下界が近く道も舗装路に。舗装路になってからがまた長い…ここで飛ばすと次の山が登れなくなるので、少しセーブ。

なんとか、6:44:01に第二関門、道の駅「道志」690mに到着!あ~、もうヤメタイ~と思いながら、温かく迎えてくれるボランティアのスタッフさんたち。
また、リュックのハイドレーションパックに水を入れてもらいます。アタマから水をかけてもらってリフレッシュ!
シューズの中に入った細かいジャリを掃除して、出発(`_´)ゞ
ボランティアのおばあちゃんが「チョコをどうぞ~」と手渡そうとしてくれたんですが、ゴメンなさい、胃が気持ち悪くて、固形物が受け付け無いんです…

うまくハイドレーションパックのチャックが閉められなかったり、シューズを履き直したりしたので6:49:37、5分ほどロス。

最後の難関、鳥ノ胸山。また、登り…いつまで登るんだよ…と思いながら、舗装路と林道は歩かないでゆっくりでは、あるけど走ります。登山道に出ると、この 状況でこの激登り!かという、延々と続く急登が視界前方にふさがる。止まると2度と動きたくなくなるので、鳥ノ胸山1207mまで、休み無しで登 る!7:38:46最期のピーク!ここから下って、さらに最期のオマケの登りが少し。平指山1146mがホントの登り最期。
ここからは下りだけ~!
山道を1キロくらい降りたら、すぐに林道。
誰かがスタッフに残り何キロか聞いていた、「あと7キロ!」ここに来て、ロードがそんなに残ってるのか~!キロ5分で行けば30分くらいで、この長い旅も 終わる!と思ったら、力が湧いてかなりのハイペースで走る。後ろから一人ついて来た…相当飛ばしていたので、何人かブッチギリ。このスピードなら着いて来 れないだろうと思ったら、残り5キロ地点で、こちらが、逆にペースダウン。上には、上がいました。
そのまま、少し速度を落とした状態だが、いいペースで残り3キロ。
背後から気配が…
このスピードで追いついて来た…
負けないように、速度をあげる。
頑張りましょう!と声をかけられる。こちらも、あと少しなんでガンバろうと返す。
お互いしばらく、同じペースで飛ばす。「初めてですか?このレース?」と話しかけられ、初めて走るってことや、2週前にウルトラ出場した話しとか、キタタ ン出たとか、上野原はこれよりツライとか、話しが弾みながらランデブー。抜いていく人にも、ガンバろうと声をかけながら。
身体にムチを打ちながら、出せる最後の力を振り絞ってラストスパート。そんな最後に登り坂。思わず「キツイなーこの坂!」って思わず洩らしたら、「ゆっくり行きましょう!」って声をかけられ、なんか、そう言われると、ガンバったりして、最後の坂も登ってゴールが見えた!
3キロ地点から一緒に走った戦友?とは、同時にゴールテープを切りました!お互いハイタッチして健闘を称えあいました!ロードだと、タイムを競ってどこで 勝負をかけるかみたいな感じのラストスパートになるんですが、これだけ辛く厳しいコースを一緒の時間共有すると、勝ち負けを越えた、戦友的な意識が初めて 芽生えた瞬間でした。
なんか感動したよ、久々に。
今回の収獲は、激下りの割に足にマメが出来なかったこと。足先を前方に向けて、足の平全体で、着地するように心がけました。登りも大臀筋をうまく使えたせいか、お尻の筋肉痛がすごかった。

 

摂取物

朝 ソーセージパン、おにぎり2個、アミノバイタルゼリー、メダリスト細粒

 

アミノバイタルパーフェクトエネルギーx1

カーボショッツ コーラ味

powerbar 梅

powerbar レモンライム

塩バナナ2切れ

honeystingerグミ オレンジ味 6粒くらい

エンライテン(電解質補給フィルム)

アミノバリュー(細粒)

アミノバイタル(細粒)

Freedome(細粒)

 

 

記録:8時間40分06秒(186位/598名)※完走者数:355 完走率:59.4%







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