初めてのレース 準備編
レースにエントリーした後、本番の日までどのように過ごしたらいいのでしょうか?
基本的には日ごろの成果を測る場であり、特別なことをする必要はありません。
テスト勉強のように前日にどうこうするという世界ではありません。
スタートする前から、結果は決まっています。
一般的な準備としては練習での疲労のピークは1月前までに、終らせたいところです。
10キロくらいまでなら、特に何かをしなければならないと言った事はないでしょう。普段の練習の延長で良いでしょう。
練習で走る距離としては、可能なら本番と同じ距離を走っておくとよいですが、初めてのレースの場合はそうもいかない場合も多いので、本番の距離の7?8割くらいの距離を走っておくと安心です。
本番で走る距離が
5kmの場合は、3.5km
10kmの場合は、7~8km
21kmの場合は、15~17km
42kmの場合は、30~35km
くらいは一度は走っておくのが目安。
どのくらい前から練習をしておけばよいかというと、フルマラソンの場合、理想は6ヵ月、最低でも3ヶ月くらい前から準備すると良いと思います。ハーフでは3ヵ月くらい。
10キロくらいまでなら、1月くらい前からでも、何とかなるでしょう。
1ヵ月で走る距離は、フルマラソンを完走するなら、月間100キロくらいは走っておきたいところです。ちなみにサブスリーを目指すには、最低300キロくらいが多いようです。
ハーフなら50キロ。10キロまでくらいなら、週1で5キロくらい走っていれば、何とかなるんではないかと思います。
?ポイントは、とにかく疲労を残したまま、走らないこと。故障の原因になります。
走っていて違和感があったら、迷わず走るのを止めましょう。
今日は5キロ走るぞ!と決めても、途中で調子が悪かったり、痛みがあったら、迷わず止めましょう。走りきっても誰も褒めてくれませんし、何の賞も貰えません。
無理しても、何一つも得をしません。走ってケガをしたら、走力を上げる練習をしているはずが、逆にマイナスです。
力を発揮するのは、本番です。
それまでは、無理をしないようにきっちり疲労を抜きながら地道に練習を積み重ねましょう。